- 太極拳だより
- 2020年3月2日
- 読了時間: 2分
●呼吸って!?
コロナウイルスにより、2週間の休みとなりました。
この間、体のことについて少し勉強しようではありませんか!などと大げさな事でもないですが、私のちょっと驚きの発見。人間の体ってすごいなぁ~と感心しているこの頃です。
今回は呼吸についてです。
呼吸って肺だけど、肺自身は膨らむ力が無いって、ご存じでしたか!?
大きな呼吸が出来るように、あばら骨まわりをよ~くマッサージして、動く体にしていきたいと思いました。
人は呼吸運動により肺胞に酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出します。
呼吸作用は、主に横隔膜や外肋間筋による働きで吸息(吸う)と呼息(吐く)が行われます。
肺には自分で伸びる力がなく、肺自身は自律的な呼吸作用がないのです。
(呼吸作用は呼吸中枢、呼吸リズムの調節があり、横隔膜は横隔膜神経、肋間筋は肋間神経により作用します。)
横隔膜は、ドーム状をした筋肉の膜でドームの周囲は胸壁に固定されています。

●吸息作用(吸うとき):横隔膜はさがる
吸息では横隔膜が収縮するとドームの頂点がさがり、胸腔内圧の陰圧が低くなり肺は膨張します。外肋間筋が収縮して胸郭を外側に広げるので、胸腔の陰圧はさらに強まります。
この時の肺内圧は大気圧より低くなるために空気は中に入ります。これが吸気です。
●呼息作用(吐くとき):横隔膜は上がる
呼息では横隔膜が弛緩(ゆるむこと)して元に戻ります。これにより胸腔内圧は元に戻り
胸腔は狭くなりますが、肺は自らの縮む力で収縮して、息を吐き出します。
肺は完全に収縮するのではなく、胸腔の陰圧による肺を拡げる作用と肺自身が持つ
弾性収縮によってバランスを保っています。
以上、難しい文面「肺と横隔膜の作用」などから引用して少し作文しました。
続き、深呼吸、逆複式呼吸とは?・・・呼吸補助筋と呼ばれる複数の筋肉が働いて
呼吸を手助けします。また脊柱起立筋群の働きにより…とありますが。ここまでに。
呼吸の意識かわりました???
次回練習まで、どうぞ元気にお過ごしください!(K)