太極拳だより 2020.2.10
- 太極拳だより
- 2020年2月10日
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2020年2月5日NHK-東洋医学ホントのチカラの番組で、太極拳の効果が紹介されました。
見ていた方もいらっしゃるのでは?と思いつつ、内容を紹介したいと思います。
いまや交通事故の2倍の方が、「転倒」で亡くなられているそうです。
その転倒防止に、世界で注目を集めているのが「太極拳」!
オレゴン州の研究機関によると、ストレッチ運動だけに比べて1年間の転倒回数は半分に減ったことも分かってきたそうです。
ハーバード大学では、パーキンソン病のリハビリプログラムにも取り入れられいるとか。
では太極拳のどこが良いのか?ということなのですが。
ハーバード大学、ピーター・ウェイン准教授によると、太極拳のすごさの秘密は「動き」そのもの。
太極拳の動きは「あらゆる関節が同時に動き続けている」つまり頭・腕・足など、からだのそれぞれが、常にとどまることなく
同時に動き続けているということです。
番組の中でも、「呼吸や姿勢はもちろん、そのタイミングまですべて、あらゆる関節を連動させる」とありました。
さらにこうした複雑な動きの中でも、体が地面にかけている「圧力の中心」が常に両足の間付近にとどまり、安定が保たれている。
これが凄いことなのです。
番組中モーションキャプチャ(体の動きを追跡できる装置)でも見ることができました。(下記写真:停止画像)
最後に、太極拳の動きとは、まるで複雑なパズルをするように、すべての関節を連動させるようなものであり、
こうして培われるバランス能力こそが転倒防止のカギである。とありました。
中国武術・内家拳とはまた違った切り口ですが、体に良いことは間違いない!!
動きのヒントをもらったように思えました。(K)


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